現場で活躍する女性社員と、彼女の成長を見守る先輩

2022年に入社した新入社員のうち、2名の女性社員が希望配属先に施工管理のポジションを選択しました。現場で働く女性社員が誕生するのは、三宝電機の長い歴史の中で初めての出来事です。このコンテンツでは、現場に配属して間もない女性社員と彼女の成長を見守る先輩社員との仲睦まじいインタビューを通じて、三宝電機のダイバーシティな一面を伝えます。

M.O
大阪本店 第一工事部
工事課 主任
2008年入社
工学部 電気工学科

Y.T
プラントプロジェクト室
大阪工務部
2022年入社
短期大学部 日本語文化学科

T.N
大阪本店
第一工事部 制御技術課
2020年入社
工学部 電気電子工学科

  • 1.現在の仕事内容

    現在、私たちが携わっている現場は、某大手会社です。その中で私は電気設備工事全般の施工管理を担当しています。

    私はM.Oさんのアシスタント的な立ち位置で業務に取り組んでいます。具体的にはM.Oさんが手書きで書いた図面の製図や、工事が完了した際にお客様に提出する完成図書の作成などです。どちらかというと現場の中でも事務系なポジションですが、最近では施工中の現場を見に行ったりもしています。

    Y.T.さんはこの現場に配属となってまだ1ヶ月しか経っていないんですが、成長スピードは目を見張るものがあります。あとは率先して行動してくれるから、いろいろな頼み事ができる。それがグッジョブかな!

    ありがとうございます!M.Oさんが手書きで書いた図面を私がCADで製図することがよくあるじゃないですか?何回か訂正が入りますが、最後に「これいいやん」と言ってもらえることが今のやりがいなんです。N.Tさんはどうですか?

    僕は2人とは違った仕事をしていて、PC画面上と盤用のタッチパネルにプラントの状態を表示、操作するソフトの作成を行っています。僕のつくったソフトが、お2人の現場で活躍するイメージですね。

  • 2.三宝電機はじまって以来、初となる現場配属の女性社員

    三宝電機に入社を決めたのは、選考の雰囲気がとても良かったことです。面接で自分の素を出せる会社はきっと居心地が良いに違いないと思い、入社しました。現場配属を希望したのは、知らない世界を見たかったことが理由です。普段の生活でまず目にすることがない建物の内部や工事現場を覗けることに惹かれました。

    最初、私と同じ現場に女性の新入社員が入ると聞いて、正直なところ不安はありました。なにぶん女性社員を部下に持ったことがなかったので、どう接したらよいか、どう教えたらいいか最初はいろいろ考えました。ただしそれは私の思い過ごしで、彼女は分からないことは溜め込まず、どんどん質問してくれます。これがどれだけ有難いことか(笑)。

    M.Oさんは仕事がどれだけ忙しくても、質問したら手を止めてでも分かるまで説明してくれるので、私のほうこそ助かっています。研修が終わって現場への配属が決まった当社は不安も感じていたのですが、M.Oさんをはじめ周りの方々が手厚くサポートしてくれるので、今は安心して仕事に取り組めています。

    M.Oさんに限らず上司のサポートは本当に手厚いよね。わからなければすぐに聞いていいような雰囲気をつくってくれているので、なんでも聞きやすい環境です。教えてもらう時も丁寧にわかるまで教えてくれるので本当に助かっています。

  • 3.女性社員から見た三宝電機の働きやすさ

    研修期間中に1ヶ月ほど別の現場にお世話になったのですが、更衣室を用意してくださるなど、女性が困らないような環境を整備していただいていたのが印象に残っています。それはこの現場でも同じですね。

    この現場は三宝電機のほかに協力会社さんも複数社入っていて、比較的女性の方も多いからそのあたりの配慮に関しては問題ないと思う。他社の女性メンバーとも交流できるし、いろいろな意見を聞けることも今後の糧になるんじゃないかな。

    あと性別や経歴に関係なく責任ある仕事を任せてくれる点も魅力だと思います。総合研究所が毎年実施している停電工事で、私も一部分ですが施工管理を担当させていただきました。プレッシャーもありましたけど、無事に終わったときの達成感も大きかったです。

  • 4.3人の今後の目標について

    今任せてもらっているこの現場の業務を問題なく遂行することが目標です。そして、お客様から感謝の言葉をいただくこと。これまでいくつも現場を経験していますが、「ありがとう」や「助かりました」の言葉をもらえることが一番心に響くので、これからも気を緩めず工事に取り組んでいきたいですね。

    今は上司にサポートしてもらいながらなので、いずれは1人でソフト作成ができるようになりたいです。そのためにもまずは目の前の仕事に取り組みながらスキルを向上させていきたいですね。最終的には1人で案件をこなせるようになればと考えています。

    現場に配属となって日が浅いこともあり、まだまだ慣れていないことがたくさんあります。そのため、まずは日々の業務や先輩への質問を通して知識を吸収し、どんどん経験を積んでいきたいです。そして少しでも早くM.Oさんのように協力会社の方々と信頼関係を築いて、お客様からも頼られるような存在になりたいです。三宝電機は男女問わず、「やりたい」を尊重してくれる会社だと思います。女性で施工管理の仕事に興味のある方、一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています!