民間企業・官公庁など様々なお客様に
アプローチする営業に必要な事とは

民間・官公庁と幅広い業態に設備を納入している三宝電機。基本的に営業は民間か官公庁のどちらかを担当するケースが多いが、二足の草鞋を履いて、両方を追う営業担当者がいた。三宝電機の営業では何が大切なのか、その極意について話を聞いてみた。

G.F
大阪本店
第二営業部 営業課
2018年入社
社会福祉学部 社会福祉学科

  • 1.民間企業と官公庁、同じ営業でもそれぞれに違った側面を持つ

    現在は市営住宅や図書館といった公共施設の電気工事の入札や、民間企業への設備工事の提案を行っています。民間と官公庁両方に向けて営業活動を行っていますが、営業の過程も問われる能力も全然違います。民間であれば、お客様の感触が商談を通じてダイレクトに伝わるため、対人でのコミュニケーション等の能力が必要だと思います。逆に官公庁だと最低入札制限価格というものがあり、そこにいかに近づけるか、営業としての技術の面で頭を使うという違いがありますね。様々な経験をさせていただけるので、自身の成長につながっています。

  • 2.「お客様のために」が自分のためになる

    私が駆け出しの頃、上司から常々言われていたことが「お客様のためにやりなさい」ということです。三宝電機のために利益を生み出すことが営業の役割ではありますが、それでお客様が満足しないと意味がありません。お客様の事を第一に、三宝電機で何かできるかを考えながら動いていると、自然と数字もついてきます。「お客様のため」が三宝電機のためであり、自分のためでもあるわけです。

  • 3.諦めずにひたむきな姿が大型受注に

    入社2年目で本格的に営業として働き始めた際に、新規のお客様の担当になりました。ある私立の大学で、設備のお見積もりをさせていただくと、「金額感が合わない」とお断りされてしまいました。ただ、私は諦らめずに何回も通うことを決意。すると、お客様と親密になっていき、ある時担当者から「三宝さんにお願いするよ」と言われ受注に結び付きました。正直、受注できるとは思っていなかったので驚きましたね。当時、営業のテクニックや経験が無かった私が受注できたのは、ひたむきに努力した結果だと思います。

  • 4.営業は情報が命、少しの情報量が明暗を分ける

    上司から営業についてよく言われたことが正確な情報をもらうこと。そのためにも1人から情報をもらうのではなく、様々な角度から情報を収集し、どれが正しい情報かを見極めるようになることが大切と教えられました。入札情報や工場の建て替えなど、先に知っていると前もって動けるので、何かあってから動くよりも受注の確度がぐっと高まります。そのためにはまずお客さんと親密になること。「何かあったら三宝電機さんに話してみよう」と思っていただけるよう、頻繁にお客様のもとに足を運び、定期的にお電話させていただくなど行動することが大事だと考えています。